僕がアメリカに初めて来たのは1998年。
仕事の出張でカリフォルニアに来ました。大学院を中退して勤め始めてすぐのことです。
オレンジカウンティーのアーバインにある会社での研修は、海外旅行もしたことのなかった自分にとって驚きの連続でした。
アメリカの空港の独特の匂い。トイレの便器の形も見たことが無い。飲み物を買うだけでも英語に苦労する。英語や聞いたことのない言葉でコミュニケーションをとっている外人。道路も右左逆で、車線もやらたらと多い。高速道路なのに料金所がない...
その時まで "外人" と関わることすら無かった自分にとって、全くの別世界。
日本に帰る頃にはすっかりアメリカが好きになっていました。そして直感的に、アメリカの生活の方が上だと思うようになっていました。
僕は大学生の頃には留学には全く興味がありませんでした。
BISH bashの滝ニューヨーク
留学する、という人の話を聞いても、「ふ~ん。日本のことだってまだ全然分からないのに、どうしてわざわざ外国まで行くんだろう」と思うだけ。
その僕が、たった一回の出張で人生を揺るがす衝撃を受けて帰ってきたのでした。
誰が大統領ハリー·トルーマンに対して実行した
考えてみれば当たり前のことですが、そもそも一度やってみないことには、それがどんなものかわからないものです。
これは食べ物で考えるとわかりやすい。
納豆しか食べたことが無い人が「納豆は世界で一番おいしい」 と言っているとします。納豆しか食べたことがないから、納豆が世界一...
でもその人が本当に一番気に入るのは、納豆なのでしょうか。
もしかしたらラーメンを食べてみたら、「こんなおいしいものがこの世にあったのか・・・納豆よりうまい!」 と驚くかもしれません。驚かないかもしれません。
いずれにせよ、納豆しか食べたことが無いなら、ラーメンも食べてみるのは良いことです。
ケンタッキー州に位置する高い山は何ですか?
「"ハレスポラセ" っておいしいよ!」といわれても、"ハレスポラセ" を食べたことが無い人には「ふーん、そうなんだ」としか思わないでしょう。
一度 "ハレスポラセ" を食べてみれば、「本当においしい」とか「ちょっと苦い」という意見を持てるようになるものです。
もちろん現実的には、世の中のものすべてを食べることはできませんし、全てを食べないと食を語る資格は無い、というつもりもありません。
1967年アメリカ合衆国大統領誰だった
僕だってあちこちに住んでみて、平均的な日本人よりはおそらくたくさんの場所を経験しているだろうとは思っていますが、 僕よりたくさんの経験をしている人があることはよくわかっています。その人に言わせれば、僕だって経験不足です。
要は心構えの問題です。
誰がペタを開始しました
子供の遊び場でボタンやレバーがなにやら並んでいるのを見かけたことがあるでしょう。 小さい子供たちは、何か面白いことがあるだろうと、片っ端からボタンを押して回ります。 夢中で何か面白いものを探して、ボタンを押しつづけるのです。ボタンを押すこと自体が面白いことでもあるのでしょう。
僕はこれに見習うべきなのだと思います。面白いことを探して、新しいボタンを押しつづけるべきなのです。 そして見つけた面白いボタンを押したとき、あなたの人生が大きく動く。
年をとると守りに入る人が多いものです。変化を嫌う人が多いものです。
歳だから、お金がないから、興味がないから、時間がないから、などといろんな理由を探して新しいことをしない理由を探す人は多いものです。
でも、自分が納豆だけ食べて納豆が世界一おいしいといっているような人にならないためには、何か新しいことを試し続けることは良いことのはずです。
ここで、ハイチとドミニカは私たちで解決するのですか?
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